自重トレーニング【ブリッジ】
2021/11/15
ブリッジの効能
腰痛‥。私たち現代人を悩ますこのトラブルにシンプルな解決方法がある事をご存知ですか?
※その答えが、ブリッジをする事なんです。
ブリッジは、四肢を使って地面を押し、背中を持ち上げてアーチをかける簡単な運動です。
これを定期的にやれば、酷使してきた背中の問題を解消できるでしょう。
※なぜブリッジで解消できるのか?
正しい位置に椎骨を再整列させる、背中の深層筋を強くする。 だから?
背中の椎間板は、軟骨でできています。ほかの軟骨と同じように血流がとても少ない。
そのため、滑液と呼ばれる関節内の液体が椎間板に栄養を運んでいます。血液と違って滑液は循環しません。
関節が動く時だけ、新鮮な滑液が関節に到達する仕組みになっています。
ブリッジを行う
①滑液の循環が起こる
②椎間板から老廃物が取り除かれる。
③そこに栄養価が高い滑液が大量に送られる。
④傷んだ椎間板を治癒・回復させ、退化を防ぐ。
ブリッジは、
背中や腰の痛みを無くし、その人をより健康的に、より強く、より速く、より機敏にする。
持久力も増やす。
このような理由から、私は、ブリッジをお勧めしています。
もちろん、私自身が実践して良い結果が出た事も理由の一つです。
いきなり、ブリッジをするのは怖いと思う方もいますよね❕
そこで、ショートブリッジも紹介します。
やり方:
スタートポジション
あおむけになって脚を伸ばす。両手をおへそ付近に組む。膝を曲げて足を引く。
床に足を平らに置き、肩幅に開く。かかとがお尻から20cmくらいの位置にする。
フィニッシュポジション
足を押し下げる。股関節と背中を持ち上げる。肩と足だけで体を支える。
この時、膝から肩までがまっすぐになり、
①ふくらはぎ・②ハムストリングス・③大臀筋・④脊柱起立筋と順番に力をいれる。
このポジションで一時静止してから、動作を反転させてスタートポジションに戻る。
これを1日10回を目安にやってみてください。1年継続すると体の後側が変わり、運動能力が上がります。
呼吸:体を持ち上げる時に息を吐く・下げる時に息を吸います。